【司法書士が解説】相続放棄は順番が重要!同時申立てできない理由とは|手続きの注意点|横濱つきあかり法務事務所

こんにちは。
横濱つきあかり法務事務所の司法書士小林信之介です。

今回は、

✅ 相続放棄は一緒にできる?
✅ 家族全員でまとめて放棄できる?
✅ 手続きの正しい順番とは?

といったご相談が非常に多い
「相続放棄の順番と申立て方法」について解説します。


■ よくあるご相談内容

実際にあったご相談をご紹介します。

「家族みんなで借金を相続したくないので、
一緒に相続放棄しようと思っています。
3人まとめて手続きできますか?」

このようなご相談は、とても多いです。

しかし結論から言うと…

👉 原則「同時にまとめて」はできません。


■ 実際の相談事例

今回の事例はこちらです。

亡くなったAさんには、

✔ 子:Bさん
✔ 母:Cさん
✔ 妹:Dさん

がいました。

Aさんには、

❌ プラスの財産なし
❌ 借金のみ

が残っていました。

この場合の相続順位は、

① 第一順位:Bさん(子)
② 第二順位:Cさん(親)
③ 第三順位:Dさん(兄弟姉妹)

となります。


■ 相続放棄の流れ(このケース)

① まずBさんが相続人
② Bさんが放棄 → Cさんへ
③ Cさんが放棄 → Dさんへ

という順番になります。

そこで、

「3人一緒に相続放棄しよう」

と考えたそうです。

しかし、ここに大きな勘違いがありました。


■ なぜ同時に申立てできないのか?

相続放棄は、

👉 家庭裁判所の「許可決定」が出て、初めて成立します。

つまり…

❗ 決定が出るまでは、まだ相続人のままです。

この事例では、

✔ Bさんの決定が出るまで → Cさんは相続人ではない
✔ Cさんの決定が出るまで → Dさんも相続人ではない

という状態になります。

相続人でない人は、

👉 相続放棄の申立て自体ができません。


■ 正しい手続きの順番

このケースの正しい流れは、次の通りです。

① Bさんが相続放棄申立て
↓(決定を待つ)
② Cさんが申立て
↓(決定を待つ)
③ Dさんが申立て

👉 必ず「順番待ち」が必要になります。

同時進行はできません。


■ よくある誤解に注意

よくある勘違いです。

❌ どうせ全員放棄するから一緒でいい
❌ 書類をまとめて出せばOK
❌ 家族なら同時にできる

→ すべて間違いです。

順番を間違えると、

⚠ 申立てが却下
⚠ やり直し
⚠ 期限切れリスク

につながることもあります。


■ 放棄期限にも要注意

相続放棄には、

👉 原則「3か月以内」

という期限があります。

順番を待っている間に、

⚠ 期限切れ
⚠ 放棄できなくなる

というケースも実際にあります。

早めの準備が重要です。


■ 相続放棄は専門家に任せるのが安全です

相続放棄は、

✔ 順番
✔ 期限
✔ 必要書類
✔ 裁判所対応

すべてが重要です。

自己判断で進めると、失敗リスクが高くなります。


■ 相続放棄のご相談は横濱つきあかり法務事務所へ

横濱つきあかり法務事務所では、

✅ 相続放棄申立て
✅ 書類作成代行
✅ 家庭裁判所対応
✅ 相続全般サポート

まで一貫対応しています。

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■ まとめ|相続放棄は「順番」が最重要

✔ 同時申立てはできない
✔ 決定後に次の人が申立て
✔ 順番ミスは大きなリスク
✔ 早め相談が安心

相続放棄を検討している方は、
必ず正しい手順で進めましょう。

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