相続人

横溝正史の「犬神家の一族」っていう小説を読んだことありません?製糸業で財を成した犬神佐兵衛の財産をめぐって誰が相続人となるかで争い、殺人が起こる作品です。
この作品は好き勝手に財産の相続人になることができない、決まった相続人が財産を相続するという前提があることで話が成り立っています。

小説の世界だけではなく、現実の世界でも亡くなった方の財産については相続人になる人が法律でちゃんと決められています。
逆に言うと、法律で決められた人以外は、どんなに亡くなった方と親しかったとしても相続人とはなれません。
それではどの人が相続人になれるのでしょうか?
まず、法律には相続人になれる人が決められており、配偶者と自分の血族(血のつながりがある親族だけでなく、養子縁組で子供になった場合も血族になります)が相続人になります。
そして配偶者は必ず相続人となりますが、血族については全員が相続人になることはできず、優先順位が定められています。

1番 自分の子供(自分より先に子供が亡くなっている場合は、孫)

2番 自分の親

3番 自分の兄弟(自分より先に兄弟が亡くなっている場合は、甥・姪)

そうです、自分の伯(叔)父さん、伯(叔)母さん、従兄妹は自分の財産の相続人になることができないんですね!また、相続人の組み合わせによって、配偶者と他の相続人の相続分が異なってきます。

この決まりがあることを知らず、ただ故人と仲が良かったから、親族だから、親戚だからという理由で財産を分けてもらおうとする人が出てくるから、争いが起きてしまうわけですね。

ただ、相続人の決まりは、他に決まりがされていない場合の決まりです(法定相続人といいます)。
では法律の決まり以外に何か相続人についての決まりがあるの?って言うことなんですけど、あるんです。
遺言って聞いたことがありますよね?
法律はこの遺言によって、相続人を限定したり、相続分を変更することができるって決めているんですね。
しかも、この遺言の決まりが最優先になるんです。

ただし!法定相続人・遺言書による相続人でも逆に相続人になれない場合があります!
また逆に相続人ではない親族に遺産の分配が認められる場合もあります!

相続人になれない場合として一定の事項(欠格事由)に該当した場合に当然に相続人になれなくなる場合(欠格)と、亡くなった方が生前に相続させたくない人の相続権を剥奪する制度(廃除)があります。

このように相続には色々な決まりがあります。その決まりも家庭裁判所へ手続きをとらないと効力が無いものもあり、ここでの説明も相続の決まりについてほんの一部でしかありません。

当事務所は約20年にわたり、書類作成業務・登記業務において相続を専門に業務を行っています。
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