借金の時効援用とは?成立条件と手続きの流れを司法書士が解説
1 結論
借金の時効援用とは、一定期間返済をしていない借金について時効を主張することで支払い義務を消滅させる手続きです。
借金問題で悩んでいる方の中には、
- 昔の借金の請求が突然来た
- 長年返済していない借金がある
- 消費者金融から連絡が来た
というケースも少なくありません。
このような場合、条件を満たしていれば時効援用によって借金の支払い義務がなくなる可能性があります。
ただし、時効援用には
- 成立条件
- 注意点
があるため、専門家へ相談することが重要です。
借金問題の解決方法はこちら👇
2 この記事でわかること
この記事では、時効援用について次の内容を解説します。
- 時効援用とはどのような制度か
- 借金の時効が成立する条件
- 時効援用の手続きの流れ
- 時効援用の注意点
- 司法書士に相談するメリット
借金問題の解決方法を理解できる内容になっています。
3 時効援用とは?
時効援用とは、法律上の時効制度を利用して借金の支払い義務を消滅させる手続きです。
借金には「消滅時効」という制度があります。
一定期間返済や請求がない場合、法律上その借金は時効によって消滅する可能性があります。
ただし、時効は自動的に成立するわけではありません。
債務者が
「時効援用」
を行うことで、初めて借金が消滅します。
借金の時効期間
借金の時効期間は、原則として
5年
です。
これは主に
- 消費者金融
- クレジットカード
- カードローン
などの借金に適用されます。
ただし、次のような場合は注意が必要です。
時効がリセットされるケース
次のような場合は時効がリセットされる可能性があります。
- 借金の一部を返済した
- 債務を認めた
- 裁判を起こされた
そのため、請求が来た場合は安易に対応しないことが重要です。
4 借金問題を放置するとどうなる?
借金問題を放置すると状況が悪化する可能性があります。
督促が続く
借金の請求が続く場合があります。
裁判を起こされる可能性
貸金業者が裁判を起こす可能性があります。
裁判になると時効が更新される場合があります。
差押えの可能性
裁判で判決が出ると
- 給与
- 銀行口座
などが差し押さえられる可能性があります。
5 借金問題の解決方法
借金問題の解決方法は時効援用だけではありません。
主な方法は次の3つです。
任意整理
借金の利息をカットして分割返済する方法です。
任意整理の詳しい解説👇
個人再生
借金を大幅に減額する制度です。
個人再生の詳しい解説👇
自己破産
借金をゼロにする制度です。
自己破産の詳しい解説👇
6 司法書士に相談するメリット
時効援用は司法書士に相談することでスムーズに進めることができます。
時効が成立するか判断できる
借金の状況によって時効が成立しているかは異なります。
専門家に相談することで成立するかの判断ができます。
手続きを任せられる
時効援用は通常、内容証明郵便で通知します。
司法書士に依頼することで手続きを任せることができます。
トラブルを防げる
時効援用の方法を間違えると時効が成立しない可能性があります。
専門家に依頼することでリスクを減らすことができます。
7 よくある質問
借金は何年で時効になりますか?
原則として5年です。
ただし、状況によって異なる場合があります。
時効援用をすると信用情報に影響はありますか?
借金の返済がされていない事実が信用情報に事故情報として登録されている場合があります。
ただし、消滅時効の援用が出来た後は、借入先が信用情報から事故情報を消します。
※信用情報が消える時期は借入先が信用情報を消す手続きをするタイミングによるので「〇月〇日に必ず消える」と決まり(いつまでに消さなければならないという決まり)があるわけではありません。
自分で時効援用できますか?
可能ですが、手続きを誤ると時効が成立しない可能性があります。
専門家への相談がおすすめです。
8 まとめ
借金の時効援用とは、一定期間返済していない借金について支払い義務を消滅させる手続きです。
ただし、時効援用には
- 成立条件
- 注意点
があります。
借金問題は放置すると
- 督促
- 裁判
- 差押え
などのリスクがあります。
早めに専門家へ相談することで、適切な解決方法を見つけることができます。
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