借金で口座凍結される理由とは?解除までの流れを司法書士が解説

こんにちは。
司法書士の小林信之介です。

今回は、借金問題でよく相談がある『口座の凍結』について解説します。

最近この相談はかなり増えています。

特に多いのが

・債務整理をすると口座は凍結されるのか
・いつ凍結されるのか
・解除されるのか

という質問です。

この記事では

  • 口座凍結が起きる仕組み
  • 口座凍結されるタイミング
  • 解除までの流れ

を分かりやすく説明します。


そもそも口座凍結とは何か

口座凍結とは、銀行口座の入出金ができなくなる状態のことです。

つまり

・引き出しできない
・振込できない
・入金しても使えない

という状態になります。


口座凍結の前提となる「期限の利益」

口座凍結を理解するために重要なのが「期限の利益」という考え方です。

例えば、銀行から300万円を借りて、毎月5万円ずつ返済する契約をしたとします。

この場合、本来は300万円を一括返済する義務がありますが、銀行との契約によって分割払いが認められています。

これが、期限の利益です。


期限の利益を失うとどうなる?

しかし、次のような場合は期限の利益を失うことがあります。

・返済が遅れた
・返済額が不足している
・債務整理をした

これを、「期限の利益の喪失」といいます。

期限の利益を失うと、残りの借金を一括請求されます。


債務整理をするとどうなる?

債務整理を弁護士や司法書士に依頼すると、銀行へ受任通知が送られます。

この通知により、期限の利益が失われることが多く残額の一括請求になります。

その後、銀行は保証会社に請求をします。

これを、代位弁済といいます。

代位弁済後は、保証会社から請求を受けることになります。


ここで起きるのが口座凍結

銀行は、保証会社に請求する前にできるだけお金を回収しようとします。

その方法が、預金との相殺です。

つまり、銀行口座の預金を借金の返済に充てます。


口座が凍結される理由

銀行が相殺を行う際に問題になるのが、預金の動きです。

例えば、残高50万円の口座があったとして、相殺の準備をしている間に預金が引き出されてしまうと回収できなくなります。
そのため、銀行は相殺までの間は口座の動きを止めます。

これが口座凍結です。


口座凍結されるタイミング

主に次のタイミングです。

① 返済が滞ったとき
② 債務整理の通知が届いたとき
③ 期限の利益を失ったとき

特に多いのは、債務整理をした直後です。


よくある質問

銀行系のカードローンを整理すると口座は凍結する?

これは相談がかなり多いです。

例えば

・モビット
・レイク
・アコム

などです。

結論から言うと口座は凍結されません。

理由は、借入先と銀行が別会社だからです。


具体例

モビットを利用している場合、銀行は三井住友銀行グループですが会社自体は別会社です。

レイク(新生フィナンシャル)も同様で、新生銀行と別会社になります。

そのため、モビットやレイクの債務整理をしても銀行口座は凍結されません。


口座凍結は解除されるのか?

多くの方が気になるのがこれです。

結論として基本的には解除されます。

解除のタイミングは次のどちらかです。

① 相殺が完了した後
② 代位弁済が終わった後

通常、数日〜数週間程度です。
ただし、銀行によって違います。


口座凍結で注意すること

非常に重要です。

債務整理をする前に、口座の準備をしておく必要があります。

具体的には、給与口座の変更です。

やっておくべきこと

・給与口座変更
・生活費の移動
・引き落とし口座変更

これはかなり重要です。


口座凍結で困るケース

実際に多いのは

・給料が引き出せない
・家賃が引き落とされる
・生活費が使えない

というケースです。

そのため、債務整理をする場合は事前準備が重要です。


借金問題は早めの相談が重要

口座凍結の相談は、借金問題がかなり進んでいるケースが多いです。

しかし、早めに相談すれば回避できる場合もあります。


借金問題でお困りの方へ

借金の返済が難しい場合は、自己破産・任意整理・個人再生などで解決できる可能性があります。

当事務所では匿名の無料相談を行っていますので、借金でお困りの方はぜひご利用ください。

✅ 24時間365日 いつでもメッセージOK

✅ 匿名・名無し での診断も大歓迎

✅ 家族に内緒 で解決する方法をご提案


■関連記事

\ 最新情報をチェック /