借金250万円・手取り25万円は返済できる?任意整理と個人再生の判断基準を司法書士が解説

「手取り25万円あるのに、借金250万円がなかなか減らない」

「毎月の返済は遅れていないが、返済後の生活費をカードで補っている」

「任意整理なら返済できるのか、それとも個人再生を考えるべきなのか」

このようなお悩みはありませんか。

結論からいうと、借金250万円・手取り25万円でも、安定した収入があり、生活費を支払った後に毎月4万~7万円程度を継続して用意できる方は、任意整理で完済を目指せる可能性があります。

ただし、36回では毎月約69,500円、60回でも毎月約41,700円が必要です。家賃や家族構成も踏まえ、臨時出費があっても数年間払い続けられるかを確認することが大切です。

この記事では、借金250万円を任意整理した場合の返済額、手取り25万円の方が確認したい家計の基準、任意整理と個人再生を分ける目安を司法書士が解説します。

この記事でわかること

  • 借金250万円を36回・48回・60回で返す場合の毎月の返済額
  • 手取り25万円で無理なく返済できるかの確認方法
  • 任意整理を検討しやすい方と難しい方の違い
  • 個人再生も比較した方が良いケース
  • 返済が遅れる前に相談するメリット

借金250万円・手取り25万円でも返済できる可能性はある

借金250万円が返済できるかどうかは、借金額と手取り額だけでは決まりません。

同じ手取りでも、家賃や家族の生活費により返済に回せる金額は異なります。

まず確認したいのは、次の式で計算できる「毎月の返済可能額」です。

手取り収入-家賃・食費・水道光熱費・通信費・保険・交通費・家族の生活費・臨時出費への備え=返済可能額

手取り25万円から必要な生活費を差し引き、毎月5万円が安定して残るのであれば、借金250万円を長期の分割で返せる可能性があります。

一方、現在は返済できていても、返済後の食費や公共料金をカードで支払っている場合は、給料だけで返済できている状態とはいえません。返済のための借入れが続くと、残高が増えて選択肢が狭くなることがあります。

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借金250万円を任意整理した場合の毎月の返済額

任意整理は、裁判所を使わずに債権者と交渉し、将来利息の減免や分割返済の条件を話し合う手続きです。

仮に将来利息を付けず、借金250万円を均等に返済できた場合の月額は次のとおりです。

返済回数返済期間毎月の返済額手取り25万円に占める割合
36回3年約69,500円約27.8%
48回4年約52,100円約20.8%
60回5年約41,700円約16.7%

※250万円を各回数で均等に割った概算です。手続費用、経過利息、遅延損害金などは含みません。

36回では手取りの約28%を占めます。48回なら約52,100円、60回なら約41,700円ですが、すべての債権者が長期分割や将来利息なしに応じるとは限りません。

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手取り25万円で返済を続けられるか確認する5項目

1.返済後に現金で生活できているか

給料日に返済できても、月末までの食費や日用品をクレジットカードで支払っている場合、家計は実質的に赤字です。

返済額だけでなく、現金や口座残高で生活費を賄えるかを確認してください。

2.返済のための借入れがないか

A社の返済をB社のキャッシングで補う状態は、自転車操業です。金融庁も、返済の見込みが立たないまま新たな借入れをすると、多重債務に陥る可能性があると注意を促しています。

まだ延滞していなくても、借りなければ返済できない場合は、早めに返済方法を見直す段階です。

3.毎月の生活費を正確に把握しているか

家賃や光熱費だけでなく、年払いの保険料、税金、車検、医療費、冠婚葬祭なども月割りで考えます。

4.ボーナスなしでも返せるか

ボーナスは勤務先の業績や働き方の変化で減ることがあります。毎月の返済計画は、原則として通常の給料だけで維持できる金額にする方が安全です。

5.手続費用も含めて準備できるか

任意整理では、和解後の債権者への返済とは別に、司法書士などへ支払う手続費用があります。

相談時には、広告の「着手金」だけでなく、報酬、実費、送金手数料などを含む総額と支払い方法を確認してください。

借金250万円で任意整理を検討しやすいケース

次のような方は、任意整理で生活を立て直せる可能性があります。

  • 給料などの継続した収入がある
  • 生活費を払った後、毎月4万~7万円程度を安定して用意できる
  • 借金の中心がリボ払い、カードローン、消費者金融である
  • 将来利息の負担がなければ借金を返せる
  • 住宅ローンや自動車ローンなど、残したい契約がある
  • 家計を見直し、新たな借入れをしない生活へ切り替えられる

任意整理は支払義務の免除を求める手続きではなく、合意した内容に沿って借金を返済します。安定収入があり、利息負担を減らせば借金を返すことができる方に適している可能性があります。

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現在の借入状況を確認したうえで、任意整理が向いているかを、司法書士が分かりやすくご案内します。

任意整理だけでは解決が難しいケース

次のような状況では、借金250万円でも任意整理以外の方法を比較した方が良いことがあります。

  • 毎月4万円程度の返済を家計から出せない
  • すでに税金や家賃も滞納している
  • 収入が不安定で、毎月同じ返済額を用意できない
  • 延滞が長く、遅延損害金を含めた借金残高が増えている
  • 60回より長い分割返済でなければ生活が成り立たない
  • 近い将来に退職や大幅な収入減が見込まれる

「払える月もある」という状態で無理に和解すると、和解後に再び滞納するおそれがあります。和解後に返済が滞ってしまうと一括請求や裁判手続きに進んでしまい、再度同じ条件や毎月の返済金額を下げた和解に債権者が応じないケースもあるので、最初から継続可能な方法を選ぶことが重要です。

借金250万円で個人再生を検討する目安

個人再生は、裁判所へ申し立て、認可された再生計画に基づいて減額後の借金を原則3年で返済する手続きです。

裁判所の案内では、将来にわたり継続的な収入を得る見込みがあり、住宅ローンなどを除く無担保債務が5,000万円以下であることなどが利用条件とされています。

借金250万円の場合、小規模個人再生の法律上の最低弁済額は一般に100万円が一つの基準です。仮に100万円を36回で返済する場合は毎月約27,800円です。

比較例返済総額の仮定期間毎月の返済額
任意整理250万円60回約41,700円
個人再生100万円36回約27,800円

ただし、個人再生の返済額は、保有財産や手続きの種類により100万円を超えることがあります。給与所得者等再生では、可処分所得を基準に高くなる場合もありますので、具体的な返済額につきましては無料相談をご利用ください。

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横濱つきあかり法務事務所の任意整理費用

横濱つきあかり法務事務所の任意整理費用は、債権者1社につき56,500円(税込)です。

委任事務処理手数料には、受任通知の事務処理、利息計算等の処理、和解交渉が含まれ、実費として通信費を含みます。費用は分割払いに対応しています。

例えば、借入先が3社なら費用総額は169,500円(税込)です。分割額は、家計と任意整理後の返済見込みを確認してご案内します。

任意整理後の返済と手続費用を同時に無理なく支払えるかを含め、相談時に総額をご確認ください。

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よくある質問

借金250万円・手取り25万円なら必ず任意整理できますか?

必ずできるとは限りません。借入先、1社ごとの残高、取引期間、滞納状況、毎月の返済可能額によって和解条件が変わります。まずは36回から60回の返済額を家計から継続して出せるか確認します。

手取り25万円なら毎月いくらまで返して良いですか?

一律の基準はありません。家賃や家族構成によって生活費が異なるため、割合だけでなく、必要な生活費と臨時出費への備えを差し引いた後の金額で判断します。

借金250万円を60回で返せますか?

250万円を60回で均等に返すと、毎月約41,700円です。ただし、60回払いや将来利息の免除に債権者が応じる義務はなく、実際の条件は借入先や取引状況によって異なります。

借金総額が140万円を超えていても司法書士へ相談できますか?

相談できます。認定司法書士が任意整理の代理交渉を行える範囲は、原則として借金総額ではなく個別の債権ごとに判断します。1社の元金が140万円を超える場合などは代理できないため、借入先ごとの残高確認が必要です。

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延滞していなくても相談できますか?

相談できます。返済後に生活費が足りない、別のカードから借りて返している、ボーナスがなければ払えないという場合は、延滞前に相談した方が選択肢を比較しやすくなります。

まとめ|払えるかではなく払い続けられるかで判断する

借金250万円を将来利息なしで均等に返すと仮定すると、36回では毎月約69,500円、48回では約52,100円、60回では約41,700円です。

判断では、必要な生活費を確保し、新たな借入れをせずに数年間払い続けられるかを確認します。

月約4万円から7万円を安定して用意でき、将来利息の負担が軽くなれば借金を返せる方は、任意整理を検討できる可能性があります。

反対に、60回の月額でも生活が成り立たない場合は、個人再生や自己破産も含めた比較が必要です。借金額だけで手続きを決めず、収入、生活費、財産、住宅ローン、保証人などをまとめて確認しましょう。

借金250万円の返済について無料相談をご利用ください

横濱つきあかり法務事務所では、借金問題の無料相談を受け付けています。

「手取り25万円で借金250万円を返せるか知りたい」

「任意整理後の月額と手続費用を具体的に確認したい」

「任意整理と個人再生のどちらが自分に合うか相談したい」

このような段階でもご相談ください。

司法書士が借入先、残高、収入、生活費を確認し、無理なく続けられる方法を検討します。まだ返済が遅れていない方や、資料がすべてそろっていない方もご相談いただけます。

この記事の監修者
司法書士 小林信之介
横濱つきあかり法務事務所
借金問題(債務整理)・相続手続きに対応しています。

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