借金相談はどこにするべき?司法書士・弁護士・法テラスの違いを解説

1 結論

借金相談は、自分の状況に合った相談先を選ぶことが大切です。

借金問題で悩んでいる方の中には、

  • 司法書士と弁護士の違いが分からない
  • 法テラスに相談すればよいのか知りたい
  • 無料で相談できるのか不安
  • 家族に知られたくない
  • どこに相談するのが一番よいのか分からない

という方も多いと思います。

結論としては、借金相談の主な相談先は次のとおりです。

  • 司法書士
  • 弁護士
  • 法テラス
  • 公的相談窓口

金融庁も、多重債務の相談先として法テラス、日弁連、日本司法書士会連合会などを案内しています。

そして、借金の内容や金額、進行状況によって向いている相談先は変わります。

たとえば、

  • 初回相談や窓口案内を受けたい
    → 法テラス
  • 債務整理を具体的に進めたい
    → 司法書士または弁護士
  • 裁判や高額案件を含めて広く対応したい
    → 弁護士
  • 140万円以下の個別債権の任意整理などを相談したい
    → 認定司法書士も有力

という考え方になります。日本司法書士会連合会は、認定司法書士が裁判外の和解で代理できる範囲について、個別の債権ごとの価額を基準に判断されると案内しています。

どこに相談するか迷っているなら、まずは借金問題を実際に扱っている専門家に早めに相談することが重要です。

借金が返せない場合の対処法はこちら👇
借金相談は無料?はこちら👇


2 この記事でわかること

この記事では、借金相談をどこにするべきかについて、次の内容を解説します。

  • 借金相談の主な相談先
  • 司法書士・弁護士・法テラスの違い
  • どんな人がどこに相談するとよいか
  • 家族に知られたくない場合の考え方
  • 相談先を選ぶときのポイント

「どこに相談すればいいのか分からない」という方が、自分に合った相談先を選びやすくなる内容になっています。


3 借金相談の主な相談先はどこ?

借金相談の主な相談先は、次の4つです。

司法書士

借金問題を日常的に扱っている司法書士事務所では、

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 時効援用

などについて相談できます。

特に、借金問題に強い司法書士事務所であれば、今の状況に応じて、どの手続きが向いているかを整理しやすいです。

また、日本司法書士会連合会は、認定司法書士の代理範囲について案内しており、個別債権ごとに140万円を超えない範囲が一つの基準になります。
※この範囲は任意整理で分割和解交渉を行う場合の金額で、自己破産や個人再生の場合は分割交渉ではなく裁判所に対する書類作成のため、140万円を超える借金が有る借入先が含まれていても対応可能です。


弁護士

弁護士も、借金問題全般について相談できます。

弁護士に向いているケースとしては、

  • 裁判対応が必要
  • 複雑な争いがある
  • 高額な債権が複数ある
  • 広く代理対応をお願いしたい

などが考えられます。

日弁連は弁護士検索や法律相談窓口の案内を行っています。


法テラス

法テラスは、法的トラブルについて相談窓口の案内やサポートダイヤルを提供しています。借金に関するよくある相談ページや、相談窓口検索、サポートダイヤル案内があります。

つまり、法テラスは「借金問題をどこへ相談すればよいか分からない」という人の入口として使いやすいです。

神奈川では、法テラス神奈川が借金(債務整理)や金銭トラブルの相談内容を案内しています。


公的相談窓口

金融庁は多重債務についての相談窓口を案内しており、債務整理の相談先として法テラス、日弁連、日本司法書士会連合会、日本貸金業協会、日本クレジットカウンセリング協会、全国銀行協会などを挙げています。

「まずどこに相談してよいか分からない」という場合、公的な案内から入るのも一つの方法です。


4 借金相談は司法書士・弁護士・法テラスのどこがいい?

まず窓口を知りたいなら法テラス

「そもそもどこへ相談すればいいか分からない」
「公的な窓口から入りたい」

という場合は、法テラスが使いやすいです。法テラスは借金相談窓口検索やサポートダイヤルを案内しています。


借金問題を具体的に進めたいなら司法書士や弁護士

「すでに返済が苦しい」
「督促が来ている」
「任意整理や自己破産を考えている」

という場合は、実際に債務整理を扱っている司法書士や弁護士に相談するのが現実的です。


個別債権140万円以下の任意整理などなら認定司法書士も有力

日本司法書士会連合会の案内では、認定司法書士の裁判外和解代理の範囲について、個別債権ごとの価額が基準とされています。

そのため、借金問題の内容によっては、司法書士への相談が非常に相性のよいケースがあります。


複雑・高額・訴訟対応を含むなら弁護士も有力

借金問題に加えて、

  • 訴訟対応
  • 複雑な争点
  • 高額債権が多い
  • より広い代理対応が必要

という場合は、弁護士相談が向いていることがあります。日弁連は相談窓口や弁護士検索を案内しています。


5 どんな人がどこに相談するべき?

まだ初期段階で不安が強い人

  • 返済が苦しくなってきた
  • どの手続きがよいか分からない
  • 相談費用が不安

この場合は、まず無料相談や相談窓口案内を利用するのがよいです。

借金相談は無料?はこちら


督促や督促状が来ている人

  • 借金督促が来ている
  • 督促状が届いた
  • 一括請求された
  • 支払督促が届いた

この場合は、できるだけ早く債務整理に対応している司法書士または弁護士へ 相談した方がよいです。放置すると法的手続きに進みやすくなります。

借金督促が来たらどうする?はこちら
督促状が届いたらどうする?はこちら
支払督促が届いたらどうする?はこちら
借金を一括請求されたらどうする?はこちら


家族に知られたくない人

  • 家族にバレたくない
  • 郵送物や電話が不安
  • まず相談だけしたい

この場合は、家族に知られたくないことを最初に伝えたうえで、借金問題に慣れている専門家へ相談するのが大切です。

借金相談したら家族にバレる?はこちら


返済がもう難しい人

  • 借金が返せない
  • 滞納している
  • 放置している
  • 返済しても減らない

この場合は、制度選択まで含めて具体的に相談できる司法書士または弁護士が向いています。

借金が返せない場合の対処法はこちら
借金が減らない理由とは?はこちら
借金を滞納するとどうなる?はこちら
借金を放置するとどうなる?はこちら
借金を払わないとどうなる?はこちら


6 借金相談先を選ぶときのポイント

借金問題を扱っているか

一番大切なのは、その相談先が借金問題を実際に扱っているかどうかです。
借金問題は、相続や会社設立とは違う専門性があります。


相談しやすいか

  • LINE相談があるか
  • 電話相談しやすいか
  • メール相談しやすいか
  • 家族に知られたくない事情に配慮があるか

といった点も重要です。


費用説明が分かりやすいか

法テラスや日弁連も、相談窓口や費用・民事法律扶助に関する案内を行っています。借金問題では、相談だけ無料なのか、依頼後に費用がどうなるのかを事前に確認することが大切です。


早く動けるか

借金問題は時間が経つほど悪化しやすいです。
そのため、「あとで考える」より「まず相談」が重要です。


7 司法書士に相談するメリット

相談から解決方法の整理まで進みやすい

借金問題に慣れている司法書士であれば、

  • 今どの段階か
  • 任意整理でいけるか
  • 個人再生や自己破産が必要か
  • 時効援用の可能性があるか

を整理しやすいです。


家族に知られたくないなどの事情も相談しやすい

借金相談では、お金の話だけでなく、家族や勤務先への不安も大きな問題です。
そうした事情も含めて相談しやすいのは大きなメリットです。


督促や裁判の前に動きやすい

放置すると、督促や裁判所手続きに進む可能性があります。
早めに相談することで、選択肢が広がる場合があります。


8 よくある質問

借金相談はまずどこにすればいいですか?

迷う場合は、まず法テラスなどの公的窓口案内や、借金問題を扱っている司法書士・弁護士へ相談するのが一般的です。金融庁も法テラス、日弁連、日本司法書士会連合会などを相談先として案内しています。

司法書士と弁護士のどちらがいいですか?

ケースによります。
個別債権ごとの金額や手続き内容、争いの有無などで向いている相談先は変わります。認定司法書士の代理範囲には個別債権ごとの基準があります。

法テラスは何をしてくれますか?

法テラスは、借金を含む法的トラブルについて相談窓口検索やサポートダイヤル案内を行っています。

借金相談したら家族にバレますか?

相談しただけで必ず家族に知られるわけではありません。
ただし、郵送物や電話、裁判所書類には注意が必要です。


9 まとめ

借金相談は、自分の状況に合った相談先を選ぶことが大切です。

主な相談先は、

  • 司法書士
  • 弁護士
  • 法テラス
  • 公的相談窓口

です。金融庁も多重債務の相談先としてこれらを案内しています。

そして、

  • まず窓口案内を知りたいなら法テラス
  • 借金問題を具体的に進めたいなら司法書士や弁護士
  • 個別債権140万円以下の任意整理などなら認定司法書士も有力
  • 複雑な訴訟対応や高額案件なら弁護士も有力

という考え方ができます。

どこに相談するべきか迷っているなら、まずは借金問題に対応している専門家へ早めに相談することが大切です。


借金問題でお悩みの方へ

横濱つきあかり法務事務所では、

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 時効援用

など、借金問題のご相談を受け付けています。

相談は無料です。
どこに相談するべきか迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。

🖋この記事の監修者
司法書士 小林信之介
横濱つきあかり法務事務所
借金問題(債務整理)・相続手続きなどを中心に対応しています。

\ 最新情報をチェック /